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年
2
月
1 6
日
株式会社日本格付研究所(
JCR
)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
住友電気工業株式会社
(証券コード:5802)
【据置】
長期発行体格付
AA
格付の見通し
安定的
債券格付
AA
発行登録債予備格付
AA
国内CP格付
J-1+
■格付事由
(1)
電線業界の国内最大手。自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材他の
5
事業を
展開しており、自動車セグメントが収益の過半を占める。自動車向けのワイヤーハーネスを中心に光ファ
イバ・ケーブル及び関連機器類やフレキシブルプリント回路など、世界トップクラスのシェアを握る製品
を複数有しており、事業基盤は強固である。
(2)
主力の自動車関連製品の販売が好調なことに加えて、通信ケーブル関連や産業素材関連などの需要も引き
続き堅調に推移することが予想される。当社の優れた技術・開発力や優良顧客との良好な取引関係を背景
とした強固な事業基盤に変化はなく、当面の収益は底堅く推移すると判断している。今後も新製品の研究
開発や
M&A
など積極的な投資が続く可能性はあるが、当社の財務運営方針を踏まえれば、良好な財務内
容を維持可能と判断している。以上を勘案して、格付を据え置き、見通しを安定的とした。
(3)
18/3
期の営業利益は
1,750
億円(前期比
16.3
%増)と
5
期連続の増益となる見込み。エレクトロニクス
事業は新工場立ち上げの遅れで損失が発生していたが、コスト削減などにより黒字化する見通しである。
19/3
期以降も現状程度の収益を維持できる見込み。引き続き製品価格の低下が予想されるが、売上増加
やコスト低減によってカバーできると考えている。自動車分野は、環境対応車の増加や自動運転技術の向
上など変革期を迎えている。こうした自動車市場の変化への対応や各セグメントで見込まれるグローバル
需要の捕捉によって収益力を一段と高めていくことができるか注目している。
(4)
17
年
12
月末の自己資本比率
48.6
%など健全な財務構成を維持している。生産能力の増強や効率化投資に
資金を投入する方針を示しており、高水準の設備投資が続くと見込まれる。ただし、安定したキャッシュ
フロー創出力によりこれらの設備投資をカバーし、当面良好な財務バランスを維持できると見ている。
(担当)本西
明久・山口
孝彦
■格付対象
発行体:住友電気工業株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付
AA
安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 26 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
200 億円
2017 年 3 月 1 日
2027 年 3 月 1 日
0.300%
AA
第 27 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
100 億円
2017 年 3 月 1 日
2022 年 3 月 1 日
0.080%
AA
対象 発行予定額 発行予定期間 予備格付
発行登録債
1,500 億円
2017 年 8 月 29 日から 2 年間
AA
対象 発行限度額 格付
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1.
信用格付を付与した年月日
:
2018
年
2
月
14
日
2.
信用格付の付与について代表して責任を有する者
:涛岡
由典
主任格付アナリスト
:本西
明久
3.
評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、
JCR
のホームページ(
https://www.jcr.co.jp/
)の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」
(
2014
年
1
月
6
日)として掲載している。
4.
信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、
JCR
のホームページ(
https://www.jcr.co.jp/
)の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」
(
2014
年
11
月
7
日)として掲載している。
5.
格付関係者:
(発行体・債務者等)
住友電気工業株式会社
6.
本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての
JCR
の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、
JCR
が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7.
本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・
格付関係者が提供した監査済財務諸表
・
格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8.
利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
JCR
は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9.
JCR
に対して直近
1
年以内に講じられた監督上の措置
:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■用語解説
予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。
■NRSRO 登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。